抗がん剤治療をどこでするかの選択

卵巣がん手術から退院してきて、今の病院で抗がん剤治療をするかセカンドオピニオンをして別の医師から意見を聞くか、まずその選択をしなければなりませんでした。

抗がん剤治療に関しては「母が乳がん治療で苦しんだ」という思いが強く、正直怖かったです。
実際体験した人の話が聞きたく、身近に卵巣がんになった母の妹のA叔母さんと高校の同級生Y子に連絡しました。
A叔母さんは10年前に、Y子は3年前に卵巣がんの手術と抗がん剤治療を経て今は再発せずに二人とも元気に生活しています。

二人とも親身になって自ら体験した話を細かく話してくれました。
母の時代と異なり、今の医療はずいぶん進んでいるのでそれほど苦しまずに治療できると勇気づけてくれました。
Y子からのメール
「抗がん剤はテレビでみる吐き気たっぷりな感じは大げさで、今は吐き気止めやアレルギーを予防する薬を前もって飲んでから抗がん剤するから、そんなにビビらなくていいよ。
ただ髪の毛や全身の毛は抜けちゃう。。ショックなのもよくわかる。あの髪の抜けっぷりは正直ホラーだわ。
脱毛始まったらケア帽子は必須だよ。
けどそれでも今は笑い話だよ。そうなる時は必ず来るから大丈夫だからね!
病気の印象ってただネガティブなだけじゃないと私は思う。
またネガティブなだけじゃない生き方を子供達に見せることで、子供達が持つ病気の印象をmeeが変えることだってできる。
がんになって良かったなんて一生思えないけど、自分の価値観が本当に一変する。
今まで気づけなかった大事な事に気づいたり、今までこだわってた事や大事だと思っていた事がそうでもなかったり。
meeが元気になる事だけがみんなの願いなんだよ。
だから一人で頑張りすぎないでいいんだよ。しんどい時はしんどいで甘えていいんだよ」

何度も何度も「一人じゃない」って励ましてくれて心強かったです。
涙があふれました。そして戦う勇気ももらいました。

A叔母さんは母の病院選びの失敗から「最初の病院選びの判断が大事」とがんセンターなど、がん専門の病院で診てもらった方がいいと言うのでセカンドオピニオンも考えました。
ただ先生からは「手術からあまり時間を空けずに抗がん剤治療した方がいい。3週間以上空けちゃうとあまりやる意味がなくなってくるので」とじっくり考える猶予はありませんでした。
その中でセカンドオピニオンをしたい意向を病院と診てもらいたいがんセンターへ連絡しましたが、スタッフの方があまり慣れていないようで、電話もたらい回しにされ、すごく時間がかかりました。
がんセンターからは「そちらの病院からFAXでセカンドオピニオンの予約を頂かないと対応できない」と突き放されるし。。。
流れ的にはがんセンターはFAXを受け取って予約日の確定をし、予約日に病院側から送られてきた私の病状などの資料を見て専門医が今後の治療の見解を話すそうで。。。セカンドオピニオンって本当に相談だけでそこで診察はなく、もしがんセンターの先生が追加の検査をしたいようなら、また後日に予約をとって検査して、何日か後に検査結果を聞きに行って。。。となるらしく、そんなやり取りをしてたらあっという間に3週間たってしまう。。。
しかもがんセンターは電車とバスを利用して遠いし、ネットの評判をみるとあまりいい評判をされていないしで、私の心は「今の病院がいい」と固まりました。家から自転車で行ける距離も魅力的!

入院中の看護師さんの一生懸命な対応や手術時の気遣いや他の検査室の親切な対応など、今の病院はすごく私に合っていると感じ、何より私の主治医の雰囲気が好きなんです。
最初に卵巣がんを見つけて手術してくれて、入院中も病室に何度か顔出して励ましてくれた、この先生になら抗がん剤治療も信頼してお願いできると思えました。
叔母さん達も「病院選びで後悔してほしくなかったから、meeが納得して選んだのならとそれでいいと思うよ」と言ってくれたので、これで心置きなく今の病院で抗がん剤治療を始められてよかったと思いました。

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